入道坊主のようなおにぎりは煮玉子握りだった件|ソラマチ 古一庵

手ごろな価格にも関わらず、美味しくて満腹感があるのがおむすび。
今回はソラマチにある、おむすびと寿司のお店「古一庵」から、「半熟煮玉子おむすび」と「チーズ明太子おむすびを実食レビューします。

「古一庵」のおにぎりの特徴は、具が飛び出したわかりやすい見た目。
今回ご紹介する2品もこんなご面相です。

hanjyuku&mentai

はい。
見事に具材が飛び出して、中身が丸わかりな感じです。
なんとなく具材が顔、海苔が服のようで、季節がらひな人形に見えなくもありません。
というか、向かって左の半熟煮玉子は起き上がりこぼしか入道坊主のようなありさまです。

ちなみに写真ではすでに取り外していますが、購入時にはビニールに個装されています。
具材ははみ出すほどにビッグですが、おにぎりそのものはやや小ぶりな感じです。

package

見た目のインパクトは十分ですが、肝心のお味はいかがでしょうか。
とうことで、まずはおにぎりとしては異色のコンビネーション「チーズ明太子」にトライ!

おにぎりのご飯は、やや大粒で固めな感じ。いい意味でしっかり歯ごたえがあります。
メインである「チーズ明太」ですが、口に入れると明太の粒粒感が感じられ、その後に鋭い辛さが口に広がります。

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見た目には存在の感のあるチーズですが、口に入れた時には存在感が薄い感じ。
でも具材を口に入れて、辛味を感じるまでにタイムラグがあるにのは、チーズが辛味を打ち消していてくれるからなのでしょう。

辛味の強い明太子と、チーズを組み合わせることで、通常のおにぎりに入っているよりも辛味の強い、存在感のある明太子が味わえる感じです。

ついで「半熟煮玉子おにぎり」。

hanjyuku2見てください、この見た目。

小ぶりながらも結構厚みがあるおにぎりなので、まずはどこから口をつけていいものか迷います。

仕方がないので頭(玉子)からガブリ。

玉子は思ったより大きくて一口では食べきれません。
おにぎりはふつうご飯と具材を一緒に食べると思いますが、この「半熟煮玉子おにぎり」では、基本玉子だけを口にすることになります。

それを踏まえてか、煮玉子自体は味が濃すぎることはなく単品で食べてもちょうど良い若干の甘みが残る味わいに仕上がっています。

2口目でも玉子は食べ終わらず、3口目でようやく玉子をクリア。

残ったおにぎりはご飯の土台のみ。煮玉子の味がわずかに残るご飯を食べると完食になります。

食べてみて初めてわかりましたが、このおにぎり、実態はほぼ煮玉子の海苔巻です。
全体の3分の2が煮玉子、ご飯は煮玉子を置く台座でしかありません。

単品で食べて十二分に美味しい味付けの煮玉子に仕上がっていますが、ご飯が食べたいーと思う方は要注意。
おかずだと思って味わっていただきたい一品です。

◆販売店舗:浪花 古市庵/おむすび百撰
◆賞味期限:購入当日
◆お値段:チーズ明太子151円(税込)/半熟煮玉子216円(税込)
◆ソラマチ限定:NO
◆おすすめ度:★★★

 

 

 

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