東京スカイツリータウンのクリスマスイベント「ドリームクリスマス 2018」。
約52万個にも及ぶ電球が東京スカイツリータウンを幻想的な光で包み込むクリスマスイルミネーションや、ガーデンを彩る高さ8mもの巨大なクリスマスツリーなど見どころは豊富にありますが、なんといってもメインは毎年恒例の「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」。
しかも2018年のプロジェクションマッピングでは、例年のようにソラマチの壁ではなく”スカイツリーの塔体をスクリーン”にしたプロジェクションマッピングが行われます。
スカイツリーの塔体をスクリーンにプロジェクションマッピングが行われるのは、2016年以来二年ぶり二度目。
今年上映されるのは
レーザー光線と組み合わせた色鮮やかな光と映像を、東京スカイツリーの塔体高さ340メートルまで投影するダイナミックな演出が特徴の「WonderfulDestiny~特別な夜に舞い降りた天空からの贈り物~」(スカイツリープレスリリースより抜粋)
当記事では、スカイツリー麓(ふもと)住民の管理人が、2018年の「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」の様子をフォトレポートを中心にお送りします。
【この記事で分かること】
・スカイツリータウン「プロジェクションマッピング 2018」フォトレビュー
・激レア!スカイツリータウン プロジェクションマッピング準備の様子
・スカイツリータウン「プロジェクションマッピング 2018」開催概要
・スカイツリータウン「プロジェクションマッピング 2016」振り返り
◆【35%割引で1,200円お得】スカイツリー 割引方法 まとめ
スカイツリータウン「プロジェクションマッピング 2018」フォトレビュー
というわけで、12月の凍てつく寒さにも負けず、行ってきましたスカイツリータウン「プロジェクションマッピング 2018」。
足を運んだのは風が刺すように冷たかった12月15日17:30~の上映です。
「プロジェクションマッピングには少し早い時間かな?」
とも思いましたが、12月の17:30は真っ暗。
プロジェクションマッピングを見るには何の支障もありませんでした。
開場であるスカイアリーナに到着したのは17:20頃ですが、すでに多くの人だらけ。
とはいえ足の踏み場もないというほどではなく、昨年までと比べると、少し余裕があるようにも感じられました。
スカイツリータウン プロジェクションマッピング 近くで見るか、遠くで見るか?
開場に入ってまず悩むのが、どこで見るかということ。
高さのあるスカイツリーの塔体に照射されるプロジェクションマッピング なので、スカイツリーに近づきすぎると、迫力があるものの全体が見えなくなってしまいます。
係員のアナウンスは
「ひろば後方(ソラミ坂)が、全体を見やすくなっています」
とのことでしたので、やや後方よりポジションを選択しました。
なおアナウンスの効果のせいか、前方はかなり空き気味。
確かにレーザー光線などの演出はやや見づらくなりますが、塔体中央のメインの映像は見やすくなるというメリットもあります。
人混みに入らずゆっくりとプロジェクションマッピングを見たい場合は、あえて前方を選択してもいいかもしれません。
開始五分前からはスカイアリーナのモニターにカウントダウン表示が。
相変わらず風は冷たいですが、人が多く、気分も盛り上がってきていることもあり、直前にはあまり寒さを感じることもなくなっていました。
開始直前、スカイツリーの明かりがぱっと消え、いよいよスカイツリータウン「プロジェクションマッピング 2018」のスタートです。
スカイツリーの高さを活かした、力強いレーザー光線による演出
重厚な音楽とともに、スカイツリーの麓の一部が鮮やかな水色や黄色に輝き、どこからともなく一回だけの「鈴の音」が。
その後色とりどりの光が、スカイツリーをスポットライトのように照らし出し、花火のように広がっては消えていきます。
様々な色に輝くスポットライトが当の中心で重なりあうと、大きな花火に。
花火の中心にはレーザー光線が当たっていて、花火が砕け散ると同時にレザー光線がすっーと、スカイツリー上部へと昇っていきます。
このレーザー光線を使った演出は、2016年には見られなかったものですが、2018年のプロジェクションマッピングには、ところどころ組み込まれています。
プロジェクションマッピングの映像と異なり、スカイツリー天望回廊付近まで高速で移動する、力強くスピード感のある光の演出です。
一度は昇って行ったレーザー光線でですが、再び塔体の麓に落下。
落下地点に、一輪の花が咲き、少女が現れます。
少女は花の上を飛び、塔の上へ。
ゆったりと、幻想的なアニメーションのような映像が続きます。
2018年のスカイツリープロジェクションマッピングは、花から生まれた少女とともに不思議な世界を旅する物語。
演出を手掛けているのが、映像作家/アニメーション作家「橋本大祐氏」ということもあってか、2016年のスカイツリータウン「プロジェクションマッピング 」と比べて、物語性の強い演出になっていると感じました。
ここまではやや控え目なプロジェクションマッピングですが、少女が昇りつめてからは一転。
宇宙のような、海の中のような不思議な世界を舞台に、華やかなプロジェクションマッピングが繰り広げられていくことになります。
ここまでで3分弱。
この先のシーンは、ぜひご自身の目で確かめていただきたく、一部印象的なシーンのみ写真でご紹介するにとどめようと思います
印象的だったのは中盤で少女と少年が手をつないで星空を飛び回るシーン。
スカイツリーの塔体下部一面に広がる流れ星はとてもきれいで、会場から「わーキレイ」という声があちこちから漏れ聞こえました。
また、要所要所で用いられていた、レーザー光線を使った演出は圧巻。
天望回廊付近まで及ぶレーザー光線による演出は、スカイツリーの高さをうまく利用し、光の力強さやスピード感で2016年のものとは違う、独特の世界観を作り上げていたように思います。
激レア!スカイツリータウン プロジェクションマッピング準備の様子
2018年12月14日から開催される「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」ですが、開催に向けて平日夜に準備作業が行われていました。
偶然にもその場に居合わせることができましたので、なかなか見ることのできない「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」の舞台裏をフォトレポートでお届けしたいと思います。
「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」開幕前の平日、東京スカイツリータウンが怪しげな光でライトアップされてるのを発見しました。
左側の縦の線は、何かを合わせるかのように、時々動きます。
光の照射元を見てみると
クリスマスマーケットの裏側にある建物から光が放たれています。
ここがプロジェクションマッピングのための設備なのでしょう。
しばらく見ていると、今度はスカイツリーの下部にカラフルな光が。
光は少しづつ照らす範囲を変えていきます。
しばらく粘ってみましたが、ご覧いただいたテスト映像的なものしか見ることができず、本番のプロジェクションマッピングの映像らしいものを見ることはできませんでした。
とはいえ、やはりスカイツリーへのプロジェクションマッピングは迫力があります。
「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」の本番が今から楽しみで仕方ありません。
スカイツリータウン「プロジェクションマッピング 2018」の見どころ
2018年の「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」は、ソラマチではなくスカイツリーの塔体にをスクリーンにプロジェクションマッピングが映し出されます。
スカイツリーの塔体がスクリーンとなるのは2016年以来二年ぶり二度目。
ソラマチに映し出されるプロジェクションマッピングもきれいですが、塔体に映るプロジェクションマッピングはスカイツリーならでは。
スカイツリー中心にある太い心柱と、蜘蛛の巣のように見える細い鉄骨を上手に使用したプロジェクションマッピングはここでしか見れない演出が楽しめます。
2018年のプロジェクションマッピングを手掛けるのは数々の受賞歴を持つ映像作家/アニメーション作家の「橋本大祐氏」。
「WonderfulDestiny~特別な夜に舞い降りた天空からの贈り物~」と名付けられた2018年の東京スカイツリータウン プロジェクションマッピングは、レーザー光線と組み合わせられた光と映像が、塔体の高さ340mまで投影されるダイナミックな演出が見どころです。
東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング 2018 開催概要
作品名:「WonderfulDestiny~特別な夜に舞い降りた天空からの贈り物~」
開催期間:2018年12月14日(金)~2018年12月25日(火)
開催時間:17:30/18:00/18:30/19:00/19:30/20:00
上映時間:約7分間
開催場所:スカイツリータウンソラマチ4階 スカイアリーナ
東京スカイツリータウンをお得に楽しむ
プロジェクションマッピングを見にスカイツリータウンソラマチに行ったら、ぜひ立ち寄ってもらいたいのが「スカイツリー」と「すみだ水族館」。
いずれも入場料を割り引く方法があるので、寄る予定の方は是非以下の記事も合わせてご覧ください。
・当日もOK!スカイツリー料金 割引方法 まとめ【19年4月新料金対応版】
・当日もOK!すみだ水族館の料金を【割引・無料】で楽しむ方法
スカイツリータウン「プロジェクションマッピング 2016」振り返り
2018年の「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」と同様に、スカイツリー塔体へのプロジェクションマッピングの上映が行われたのは2016年。
その時の様子をフォトレビューで振り返ってみたいと思います。
以下の写真は2016年12月10日に行われた「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」開場の様子。
写真下部に写っているのはすべて人の頭。
初日ということもあって大変な混雑っぷりでした。
上映数分前には、スカイツリーのライティングが消灯。
いよいよ「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」の上映開始です。
ステンドグラス風のプロジェクションマッピングや、
メリーゴーランド。
そして、花。
塔体の中心にある太い柱と、周囲の細い柱の両方を活用しながら、細部までダイナミックで美しい映像を楽しむことができるプロジェクションマッピングに仕上がっていました。
ちなみに2016年のプロジェクションマッピングを手掛けたのは、クリエイティブグループ「COSMO AV」。
2018年は映像作家/アニメーション作家の「橋本大祐氏」ということで、同じスカイツリーをスクリーンにしたプロジェクションマッピングでも、16年とは大きく異なる作品作り、演出になるはず。
どんな映像で楽しませてくれるのか、2018年の「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」も楽しみでなりません。
2016年の「東京スカイツリータウン プロジェクションマッピング」の様子については、以下の記事で細かくレポートしていますので、気になる方は合わせてご覧になってみてください。
【関連記事】 2016年11月10日~開催中の東京スカイツリータウンのクリスマスイベント「ドリームクリスマス2016」。 その最大の目 ... 続きを見る
・スカイツリープロジェクションマッピング2016 フォトレビュー
スカイツリープロジェクションマッピング2016 フォトレビュー