スカイツリー地元住民がこっそり教える、スカイツリー周辺の美味しいお店。
今回は埼玉からきた鶏白湯ラーメンの行列店「麺屋 時茂 スカイツリー店」のお店の様子や、鶏白湯ラーメンのレビューをお届けします!
草加と西川口に店を構える埼玉の行列ラーメン店「麺屋 時茂(ときしげ)」
食べログの評価は草加店が3.61、西川口店は3.52(ともに原稿執筆時点)。
スカイツリー内にあるつけ麺の名店「六厘舎TOKYO」3.58、同じくスカイツリー近くの「竹末東京Premium」3.83と比べても、遜色のない高い評価を受けているラーメン店と言えます。
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そんなラーメン店「麺屋 時茂(ときしげ)」が東京初進出の場として選んだのが、我らがスカイツリーの麓(東京スカイツリータウンソラマチの中ではありません)。
というわけで、埼玉の行列ラーメン店「麺屋 時茂(ときしげ) スカイツリー店」早速レビューしてみたいと思います!
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見落とし注意!かなりわかりづらいロケーション|麺屋 時茂スカイツリー店
「時茂 スカイツリー店」の住所は墨田区業平1-13-1。
スカイツリーから「時茂 スカイツリー店」へのアクセスは以下の通りです。
スカイツリーから徒歩圏の「時茂 スカイツリー店」ですが、少し細い路地を入ったところにあるため、気がつきにくいと思います。
目印にして欲しいのはドラッグストア「サンドラッグ」。
東京スカイツリータウン駅から真っ直ぐ伸びる道路を浅草通りを超えて進み、右手にサンドラッグが見える小さな小道を左へ入ったすぐのところに「時茂 スカイツリー店」はあります。
取材に訪れたのは、オープンから数日目ということもあり、お店の前には新規開店を祝うお花がいくつも飾ってありました。
送り主は「ピース又吉さん」や「吉田 沙保里さん」などの著名人の名前がずらり。
みなさん「時茂」の常連さんやファンなのでしょうか?
窓は曇りガラスになっており、中の様子を見ることはできませんが、なんだか怖そうな雰囲気。
「時茂」という力強い毛筆の看板も相まって、如何にも頑固そうなラーメン屋の親父が出てきそうな感じの門構えです。
トッピングもビールも全て「売切」!?|麺屋 時茂スカイツリー店
埼玉では行列店ということですが、オープンから間も無く周囲にまだ知られていないことや、平日の昼過ぎということもあってか今の所は行列もなく空いている店内。
想像よりもお店の中は狭く、カウンター席が7席のみ。
お店の3分の1ぐらいは並び用の椅子が置かれています。
まずは、入り口に入ってすぐの食券販売機でメニューを選びます。
メニューは「鶏白湯ラーメン(醤油)」と「鶏白湯ラーメン(塩)」の2種類のみ、ともに850円。
管理人は今回「鶏白湯ラーメン(塩)」をチョイス。
次にトッピングを選ぼうとしましたが、全てのメニューに「売切」の赤いランプが点灯しています・・・
「鶏白湯ラーメン」以外で選べるのは「替え玉」だけで、ビールでさえも全て「売切」、お昼によっぽどお客さんでも入ったのでしょうか?
実は「鶏白湯ラーメン」と「替え玉」しか選べないのには衝撃!?の理由があるのですが、その話は後ほど。
レタスとレモンでトッピングされた塩ラーメン|麺屋 時茂スカイツリー店
食券を購入して、カウンター席へ。
カウンターの目の前には厨房があり、目の前でラーメンを作っている姿を楽しむことができます。
意外なことに、厨房に立っているのは20代前半と思われる若い女の子二人。
ユニフォームを着ているわけでもなく、Tシャツ姿でラフな感じ、ラーメンの名店というと頑固オヤジなイメージがしますが、その真裏を行くようなカジュアル感満載です(笑)
食券を渡して待つこと7分ほど、これまた想像とは違う、白いボールのような器に入った「鶏白湯ラーメン(塩)」がやってきました。
器の中に見える緑の野菜はなんと「レタス」、器の脇にはレモンが添えられていて、ラーメンっぽさ”ゼロ”、まるで上品なスープのようないでたちです。
あっ、ちなみに「煮卵」はサービス券で追加したものなので、デフォルトでは付いてません。
レタスとレモンでトッピングされた塩ラーメン|麺屋 時茂スカイツリー店
前述の通り、「時茂 スカイツリー店」は、草加に本店を構える「時茂」の系列店ですが、本店とスカイツリー店では、同じメニューを出しているわけではありません。
「時茂 スカイツリー店」の「鶏白湯ラーメン」の特徴は、麺が博多風の細麺であること。
1玉100円で替え玉を頼むこともできるようになっています。
なお「鶏白湯ラーメン(塩)」添えられているレモンですが、まずはレモンを加えずに食べます。
後半にスープにレモンを加えることで、「鶏白湯ラーメン(塩)」が二つの異なる味で楽しめる工夫なんだそうです。
他にもカウンターに「魚粉」「にんにく」「しょうが」「柚子コショウ」「ごま」「醤油」など多くの調味料・薬味が用意されており、替え玉でたくさん食べても味に飽きさせない工夫が凝らされています。
こってりクリーミー、だけど濃すぎないトロトロの鶏白湯スープ|麺屋 時茂スカイツリー店
はじめにスープを一口。
コッテリとクリーミーなスープは、コラーゲンをたっぷり含んでトロトロ。
見た目に反して味は濃すぎず、その上でしっかりとした主張のある鶏白湯スープです。
博多風の細麺はさっぱりとした歯ごたえのある味わいで、スープがしっかり絡みます。
合わせてレタスを少し盛り付けてスープとともに食べてみると、ラーメンとは言えなくらいさっぱりと上品な味わいに。
レタスのみずみずしさと若干の苦味が、これまで食べたことのないような清涼感のあるラーメンの味わいを運んでくれます。
店員さんに話を聞いてみると、「鶏白湯ラーメン(塩)」に入っているレタスは通常市場に出回っているものではなく、苦味の少ない「ピンクロースター」という品種をわざわざ取り寄せているのだとか。
最後にスープを飲み干すと「柚子の皮」の味が、やや脂っぽくなった口の中を引き締めてくれます。
見た目と違ってかなり満腹感がありましたが、せっかくなので「替え玉」も注文。
替え玉は現金でも頼めるので、食券は買わずに食べ終わった時の満腹感で頼むかどうか決めてもいいと思います。
替え玉とともに、味が薄くなってしまった時用のタレも出してくれます。
替え玉を入れると、麺の水分で味が薄くなってしまうので、最後まで美味しく食べられるようなこうした気遣いは本当に嬉しいですね。
まとめ、そしてトッピング&ビール完売の謎|麺屋 時茂
食後、人懐っこく話しかけてくれた店員さんに自動販売機のトッピング&ビールが売切ている理由を聞いてみました。
「実は私たちがまだ未熟で、鶏白湯ラーメン以外のメニューはお出しできるほどの腕がないんです。メニューは徐々に増やしていくつもりですので、メニューが増えた時は私たちが成長したと思ってくれると嬉しいです」
とのこと。
なんだか頼りない気もしますが、すごく真面目でフレッシュな感じの店員さん達なので応援したい気分になります。
あと「鶏白湯ラーメン(塩)」は十分に美味しかったですよ、はい。
というわけで「麺屋 時茂 スカイツリー店」いかがだったでしょうか?
行列ができるラーメン店の厨房らしからぬ若い女性スタッフと、レタスやレモンにトッピングされた「鶏白湯ラーメン(塩)」。
いずれも従来のイメージを覆す独創性がありますが、ラーメンの味は一級品。
コラーゲンが入ってトロトロのスープは、さっぱりしていて美容効果も高そうなので女性にもオススメできるラーメン屋さんです。
メニューが増えてくれることを陰ながら応援したいと思います。
麺屋 時茂 スカイツリー店 営業時間、定休日
定休日:毎週月曜日
営業時間:11:00〜15:00、18:00〜22:00
最寄駅:東京スカイツリータウン駅徒歩3分
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